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第一章 救援の重さ 第5話 [2] 08.04.09
「あなたを信じてますから」 ナトゥーがいくら険しい表情で言っても、のれんに腕押しといった態でその青年は微笑むのみ。ナトゥーはため息をついて、ゆっくりとヒポグリフを歩かせた。
第一章 救援の重さ 第4話 [2] 08.04.09
グラット要塞の総司令官ヴィクトル・ブレン男爵が、胸に大きな穴が空いた遺体となり、鐘の綱に吊り下げられ揺られていたのは現実の事なのか?エドウィンは何人かの兵士と力を合わせヴィクトル男爵の死体を綱から外して床に降ろした。
第一章 救援の重さ 第3話 [5] 08.03.26
ナトゥーは唇を噛み、クレムの顔は悔しさに歪んだ。二人の戦士が命をかけて守っている戦場をあまりにも軽んじる発言だった。二人の顔に不満の表情が浮かんでも、ノイデの冷ややかな表情が変わることはない。彼は話を続けた…
第一章 救援の重さ 第2話 [3] 08.03.26
2人の目が合った。年を取った総司令官には若い騎士の目からまっすぐな心を窺い知る事が出来た。若い騎士は、武装していないにも関わらず目に見えないパワーを発散している総司令官のカリスマを肌で感じだ。
第一章 救援の重さ 第1話 [158] 08.03.12
「ジャイアントを守る偉大なる神、ゲイルよ。仲間の名誉のために戦い、死を迎えたものがここにおります、彼の魂が神に戻り…」「黙れ、そのゲイルが、神が一体何をしてくれたっていうのか!」