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第八章 夢へと繋がる鍵 第13話 10.02.10
「あの…カエール。今カイノンにいるジャイアントに頼むのはダメかな?」

カエールは何の話か理解できずにセルフの顔を見た。セルフは少し迷った後、口を開いた。

「聞いた話では、ジャイアント種族は足跡から情報を掴むそうだ。
俺達には見えない犯人の足跡が残っているじゃない?」
第八章 夢へと繋がる鍵 第12話 10.01.27
シルラ・マヨルは静かに頷いてから、何も言わずにリマ・ドルシルを見ていた。
シルラは次の女王になれる人は、リマ・ドルシルしかないと思っている。
自分より優れた予言力の持ち主で、全てを包み込む優しい心、何よりこの厳しい今を乗り越えられる賢明さ…
リマ・ドルシルだったら女王になれると、シルラ・マヨルは確信していた。
第八章 夢へと繋がる鍵 11話 10.01.27
大長老の顔が固くなり、喚き声を出した。
しばらく高まっていた彼は乾いた声で言った。

「フロイオン・アルコン卿を人質にする必要がある」
第八章 夢へと繋がる鍵 10話 10.01.13
悲しまないで
我らは別れるが、彼の霊魂は神の元へ
いま彼は幸せ

今夜彼のために空は開く
ロハ神のお呼びに答えたそなた
また会える日まで忘れないで
第八章 夢へと繋がる鍵 第9話 10.01.13
‘心と心がつながる…ダークエルフとジャイアントでも出来るかな’

ダークエルフとジャイアントみたいに極端に違う種族はない。
ジャイアントを反対にするとダークエルフになるといえるくらい、全ての面から違う。
ナトゥーはエレナの話のように、共存するために努力をしても ジャイアントとダークエルフがつながることは決してないと思った。