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第九章 運命の渦巻 第13話 10.06.02
みんなグラスを高く掲げ、乾杯を叫んだ。グラスの中のワインが少し揺れた。
一瞬で飲み干したフロイオンは、ジュリエットを見ながら小さい声でつぶやいた。

「…美しいあなたにも…乾杯」
第九章 運命の渦巻 第12話 10.06.02
その時ドアをたたく音がした。警備兵が巻物を届けにきた。
巻物を開いて読んだバナビの顔に笑顔が浮かんだ。

「何にでも解決の道はあると聞いたが、今の状況がそれです。」
第九章 運命の渦巻 第11話 10.05.19
「ハーフエルフを?なぜだ?」

「ダークエルフの最終目標はロハン大陸を支配することだと思います。 今はハーフリングたちを狙っているが、その刃の先が我々に変わるのも遠い話ではないでしょう。 そのため、ハーフエルフとの連合が望ましいのです。」
第九章 運命の渦巻 第10話 10.05.19
エドウィンはドアを開いて驚いた。 ジフリトの隣に座っている人はトリアン・ファベルだった。 グラット要塞で自分の命を救ってくれて、少し話をしただけだったが、エドウィンは彼女をはっきりと覚えていた。
エドウィンの驚いた顔を見て、トリアンは微笑んだ。

「久しぶりですね」
第九章 運命の渦巻 第9話 10.04.21
「ダークエルフの軍事力に対抗できる種族がいるとしたら、ヒューマン族だと思います。
過去から今までヒューマン族とは良い関係を維持してきました。
彼らに助けを求めることが一番良いと思われます」