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第八章 夢へと繋がる鍵 第8話 09.12.30
「アヴァドンが千の顔を持っていると言われる理由はご存知ですか?」

気持ち悪い笑みを浮かべながらアドハルマが大長老に聞いた。
「さあ…体に顔がいっぱいついているんだろうか?」

「ククク…それもできるかもしれませんね」
第八章 夢へと繋がる鍵 第7話 09.12.30
‘神は本当に存在するのか…’

タスカーは信じられない気持ちになって、繰り替えして読んでしまった。
何回を繰り返して読んでも意味は一つだけだった。
エミルは神の存在を疑っていた。
第八章 夢へと繋がる鍵 第6話 09.12.16
「何?いったい何を言っているのか!」

エレナは胸の所に保管していた巻物を引き出して、大長老に渡した。
そして怒りを帯びた声で話を続けた。 「ベロベロ長老の遺言です」
第八章 夢へと繋がる鍵 第5話 09.12.16
「カイノン?」

ロザリオの声が大きくなった。

「そうです。まだ確実なことは分かりませんが、ベルナス様がカイノンの近くで、
ハーフエルフ達と狩りをしている所を目撃した人がいるそうです」
第八章 夢へと繋がる鍵 第4話 09.11.26
カエールの話が終わる頃には誰も何も言わなくなった。 みんなうなずきながらカエールの意見に同意しているようだった。 監獄の前に集まっていた人々が一人、また一人と去り始めた。 監獄をずっとにらんでいた最後の男の姿が見えなくなってから、やっとアリエは安堵のため息をついた。
「ご苦労様」
カエールはアリエの肩を抱きながらささやいた。