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第五章 レクイエム 第2話
09.01.14
「おぬしはダークエルフの政治というのをまったく知らないのかね。 王になるためには家族も何もない。母であれ、弟であれ、父であれ… 自分が王になるためなら遠慮なく剣を振り回すのがダークエルフだ。 同じ親から生まれた兄弟同士でも珍しくないことなのに、 腹違いの兄弟くらいは…」
第五章 レクイエム 第1話
09.01.14
私も高潔なふりをしているエルフ達の仕業だと思う。 だが、証拠が無い故に一方的にシルラ・マヨルに謝れとは言えないのだ。 下手をするとエルフに言いがかりを付けている様に思われるかも知れない。 もし奴らの狙いがそれだとしたら私達は奴らの思惑通りに踊らされている馬鹿にしかなれん。
第四章 隠された真実 第16話 - 2
[1]
08.12.31
フロイオンはもはや神など信じまいと思った。 生き残るため神に祈ることなど、二度としないと誓った。 まず自分を殺そうとした勢力について確実に把握しておく必要があった。 もう彼らから逃げず、先手を打って、彼らが自分を殺せないようにしたいと思った。
第四章 隠された真実 第16話 - 1
[1]
08.12.31
「その話通りにすると、俺らはダークエルフである君を森で見捨てただろうね。 だが俺らはそうしなかった。 君はダークエルフである以前に命が危なかったんだからね。 あの人に言いたいことがあったら、あの人が完全に治った後、 ここから遠くまで離れてから、叱なり喧嘩するなり好きにしろ。 ここにいる間はうるさくするなよ」
第四章 隠された真実 第15話
[1]
08.12.17
ふとグラット要塞で助けたヒューマンの聖騎士を思い出す。 彼の目にも自分がモンスターのように見えたのではなかったのだろうか。 `当然そうだったんだろうな・・・ エルフたちもキッシュをモンスターだと思って狩ろうとしたのだから…`
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